フォートナイトを小学生がやる上で注意すること
大人気ゲーム「フォートナイト(fortnite)」とは?
ここ最近、小学生の間で「フォートナイト」というゲームが大流行しています。
世界的には数年前から大ブームだったそうで、
(ヨーロッパの超有名選手がゴールパフォーマンスでフォートナイトのダンスをしていたほど!)
今もなお、世界中の子ども達、若者達を席巻しています。
オンラインで最大100人がつながり、
戦いあって最後の一人(=「ヴィクトリーロイヤル」略してビクロイ)を目指す、
バトルロイヤルゲームなんです。
100人のプレイヤーが上空から孤島に落下して、ゲームがスタートします。
そして点在する空き家から武器や医療キッドを調達し、
敵と遭遇したら戦闘開始です。
(我が家の小5の長男は2020年の1月頃から始めました。
まだゲームに慣れていない当初の長男は
生き残りが数人になるまでなるべく戦わず、ただひたすら家や木や高台に隠れていました。
で、最後の最後に(相手が戦闘でダメージを受けているところで)攻撃し
ビクロイをかっさらっていくという。。
戦闘バトルなのですが、そういう作戦もありそうです。
慣れてきた今ではあまり隠れずにガンガン闘っています ^-^;)
という意味になるそうです。
戦いの傍ら、建物や木を壊し、建築素材を集めていきます。
上級になればなるほど、建築は必要不可欠になってきます!
要は、戦いでは上を取ったほうが有利ですからね♪
素早い状況判断や、戦略も必要になります。
無料なのによく考えられているゲームだな、と感心します!
「フォートナイト」の問題点
フォートナイトは銃で撃ちあいをして生き残る、
無料オンラインバトルロイヤルゲームです。
世界中で大人気のゲームであると同時に、
小学生がやるにはいろんな問題もあるとされています。
これから、フォートナイトを子どもにやらせようかな?とか、
子どもがフォートナイトをやる上でどんなことに気を付けたらいいのかな?など、
今悩んでいる親御さんに参考になるところがあれば幸いです。
問題点1 課金システムがある!
基本は無料のゲームですが、お金をかければ、見た目を自分の好みに変えることができます。
●スキン(コスチュームや顔)
●エモート(動きやダンス)
などを、課金して得ることができます。
このようなアイテムは日替わりで更新されます。
ゲームのレベルが上がるにしたがって、無料でゲットできるものもあるのですが、多くは数百円から千円程度。
毎日新しいのが出てくるのですから、フォートナイトプレーヤーにとってはチェックは欠かせませんよね(^-^;
ちょっとした優越感が、子ども達にはたまらない魅力のようです。
不安があるなら、課金ができないように設定しよう!
このようなオプションは、子どものお小遣いでも十分に買えるかもしれません。
フォートナイトをやり続けていると
自分独自のキャラクターを持ちたい!とか
コスチュームなど見た目にこだわりたい!とか
子どもたちが憧れる気持ちも、よ~く分かります。
けれど、親が逐一チェックする余裕がない、課金が怖い、など
不安に思う方は、課金ができないように設定しましょう。
基本は無料でも十分に楽しめるゲームです。
親御さんがきちんと管理をできるのなら、
必要性を感じた時にだけに課金を許してあげるのもいいかもしれませんね。
我が家の子どもたちも、親の管理のもと何度か購入しています(^^)
★フォートナイトがもっと面白くなる?!バトルパスって何?はコチラ
問題点2 知らない人と簡単に「フレンド」でつながれる!
フォートナイトには、「フレンド申請」というシステムがあります。
「フレンド申請」が来て、承認すると、「フレンド」になり、一緒に遊ぶことができます。
「フレンド」は実際の友達とが安心!
長男も学校や習い事の友達と、「フレンド」になっています。
そして「デュオ」(二人組)や「スクアッド」(四人組)で
グループを組み、一緒に戦って楽しんでいます。
団体戦で優勝した時の喜びは、格別のようですよ(^^♪
子どものうちは、実生活での友達と「フレンド」になるのが安心かもしれません。
問題点3 「ヴォイスチャット」でトラブルになる?
フォートナイトでは、ヴォイスチャット(略してボイチャ)ができます。
マイクやヘッドセットを着用し、ゲーム中に相手と会話ができるのです。
会話をするには、マイク付きのヘッドセットが必要ですが、
(安いものだと1000円ほど、小学生には4000円くらいのものが人気だそうです)
相手がしゃべっている声や、周りの銃撃音や足音を聞くだけなら、
iPhone付属のイヤホンや、100円ショップで売っているイヤホンでも大丈夫です。
ボイチャのリスクは二つあります。
●個人情報が駄々洩れになるリスク!
●戦闘ゲームで興奮しているので、厳しい言葉で傷つく子がいるかも!
友達としゃべりながら遊べるのは盛り上がって楽しいし、
作戦も共有できるので、とても便利です。
特に新型コロナウィルスの影響で小学校が休校になり、
実際の友達と会えない、遊べない、話せない、という生活の中では
我が家はフォートナイトとヴォイスチャットに本当に助けられました!
会えなくても友達とつながっている、、
そんな安心感も、自粛期間中のストレスフルな子ども達には、とても良かったと思います。
あらかじめルールを決めておく必要があります。
個人情報は絶対にしゃべらない!
特に知らない人とヴォイスチャットをやる場合、
名前や住所を聞かれても絶対にしゃべらないように
しっかりと子どもに伝えておきましょう。
また、マイクに生活音が入って相手に聞こえてしまうことがあるので、
ゲーム中には「○○(名前)~ごはんだよ~」などと
名前を呼んでの声掛けをしないように、気を付けましょう。
相手を傷つけることは言わないようにしよう!
普段はおっとりしている、我が家の長男ですら
ゲームが佳境に入ってくると姿勢も前のめりになり、
目がギラギラ、獲物を狙うハンターのようになります。
一人でも多くの敵を倒したい。優勝したい。
撃ちあったり防御したりしながら、子どもたちも興奮してしまうようです。
どんな状況や結果になったとしても、
ボイチャで相手を傷つけることを口走らないように気を付けましょう。
我が家では このヘッドセット ↓ を使ってます!
ロジクール、安くて品質も良くおすすめです(^^♪
延長ケーブルもあるとテレビから離れてゲームできるのでなお良いです。
問題点4 子どもが攻撃的になる?
フォートナイトは対象年齢が15歳以上になっています。
実在する銃器を使って敵を倒していきますが、
血しぶきが出たり目を背けたくなったりするような、残虐なシーンは一切出てきません。
キャラクターも、子ども受けするようなかわいらしいものから
ゴツくて格好いいものや、健康的な女性らしいものまで、多種多様です。
そのため、対象年齢問わず日本をはじめ世界中の子どもたちも参戦し、
戦闘を楽しんでいるようです。
とは言え、やはり生き残りをかけたバトルロイヤルゲームですから、
子ども達も熱くなりますし、銃で撃つマネをしたりするかもしれません。
過激な言動はしないよう、見守りましょう!
先のボイチャでも同様、「ぶっ殺す」とか「死ね」とか
小学生の男の子にもなるとそんな言葉も出てくるかもしれません。
あまりにも過激な言動が出てきたらそこは親の出番。
しっかりと注意しましょう。
余談ですが、フォートナイトをやり続けると武器にものすご~く詳しくなります。。
サブマシ(サブマシンガン)やらショットガンやら
ヘビスナ(ヘビースナイパーライフル)やらロケラン(ロケットランチャー)やら。。
もっともっとたくさんの武器について、子どもでも
一目見ただけで分かるという武器オタクになる可能性大です(^-^;
問題点5 熱中しすぎてエンドレス状態になる?
フォートナイトのゲーム時間は、
どこまで勝ち残れるかにもよりますが、大体15分~30分程度です。
長男は今や当たり前のように連日ビクロイしていますが、
(コロナ自粛期間中にめちゃめちゃ上達しましたよ ^-^;)
一試合20分くらいで終わっています。
大人のもっとハイレベルな戦いになってくると、30分くらいかかるそうです。
フォートナイトはなかなかゲームの辞め時が難しいようです。
勝った時は「よし、次も!」となるし、
負けた時は「次こそは!」となるし、
親の管理が行き届かない子は、それこそ時間無制限にエンドレスでやっています。
また、子ども同士が「フレンド」になって
「デュオ」(二人組)や「スクアッド」(四人組)で戦っていると、
ますます自分だけ先に辞める、というのは勇気がいることのようです。
そのためフォートナイトは「中毒性が高いゲーム」と言われることもあります。
一日のゲーム時間を守って戦おう!
ゲームを始める前にあらかじめ、友達に
「俺何時までね~」と伝えたりするといいかもしれません。
親の管理の元、楽しくゲームができるといいですね。
まとめ:「フォートナイト」と子どもの付き合い方
フォートナイトは、
●課金システムがある
●知らない人と簡単に「フレンド」でつながれる
●「ヴォイスチャット」でトラブルになるかもしれない
●子どもが攻撃的になるかもしれない
●熱中しすぎてエンドレス状態になる
というような、親として不安になる側面があります。
それゆえ、フォートナイトは子どもに悪影響を与える、という人もいます。
しかし、ルールを守れば子どもでも楽しく遊ぶことができるのも事実です。
のように、実際に子どもに良い結果をもたらすこともあります。
うちならどうするのか?
親としてどこまで認めるのか、譲歩するのか?
あるいは
絶対にしてはいけないことは何なのか?
など、ゲームを始める前にしっかりと方針を決めておくのが良いと思います。
ルールをしっかり決めて、楽しく遊びましょう。