子どもとフォートナイトの関係で悩むパパママへ
新型コロナウィルスによる長期休校期間を経て、小学生の間で最近また
爆発的な人気になっているゲーム、フォートナイト。
心配する親御さんや、その相談のはけ口にされ困惑する学校関係者も多い、と聞きます。
小学生のフォートナイト、ここが不安です!
具体的には、
このような悩みを持つ親御さんが多いそうです。
→子どもにバトルロイヤル(生き残りをかけた殺し合い)ゲームをさせることに抵抗がある。
→ゲームの時間を守らない。寝不足になっている。
フォートナイトばかりになって、他のことがおろそかになる。
子どものうちは外で遊んでほしい。
→言葉遣い、態度が悪くなる。
→次から次へとスキンやアイテムが欲しくなる。友達が持ってるから自分も新しいのを欲しくなる。
逆に、「ギフト」機能でアイテムを友達に奢る子がいる。
親に内緒でカード決済やプリペイド決済してしまう。
→キック(=仲間外れに)された、ボイスチャットで傷つくことを言われた。
上記のような問題は、家庭を超えて今や学校現場でも。
フォートナイトでのトラブルが学校でのトラブルにつながり、
PTA懇談会の議題にまで出てきてしまい、頭を抱える先生方も多いと聞きます。
勉強も大事!元塾講師ママですけど、私はこう考えます!
上記のようなお悩み、
我が家にもフォートナイトに熱中している小5の長男、小3の次男がいるので
気持ちが分かるところもあるのですが、
私は一蹴させていただきます。
フォートナイトに不安を抱える親御さんは、
ゲームや電子機器に無知な方が多いのでは?
与えるだけ与えて、親が管理していないのでは?
不都合をすべて、「フォートナイト問題」にすり替えているのでは?
と、思うのです。
つまり、
フォートナイトで出てくる問題は、
子どもの問題と言うより、親の問題
と言えると思います。
フォートナイトによって子どもたちが得ることのほうが多い と判断しました。
それはフォートナイトを「未来へのステップ(準備段階)」として位置付けているからです。
具体的にはどういうことでしょうか?
三つの観点から見てみます。
未来へのステップ①
対象年齢を満たさずにゲームや本、映像を解禁することについては
家庭の判断が分かれるところだと思いますし、
まだ小中学生だし、と親御さんが必要ないと思うなら
もちろん無理にやることはないと思います。
フォートナイトでは、死体や目を背けるような残虐なシーンこそ出てこないものの
容赦なく撃ちあいますし、実在する武器に詳しくもなります。
子どもがやるにはちょっとな、と躊躇する方がいるのもわかります。
小学生にフォートナイトはじめオンラインゲームをやらせる以上、
ゲームやネットの中では許されること、反対に許されないこと、
それらが現実の世界にどう対応するのか、
ネットリテラシー(インターネットを適切に使いこなす能力)を含め、今のうちから
フォートナイトの世界(バーチャル)と現実世界の違うところや通じるところを
年齢関係なく親はしっかりと責任をもって教えたいものです。
未来へのステップ②
今後、世界は間違いなく、バーチャルも現実生活に根差してきます。
実際フォートナイトではバーチャルライブもやっていて、
自分のアバター(自分の分身となるキャラクター)がライブ会場で音楽を楽しんだり、遊んだりします。
最近では米津玄師さんのライブやってましたね。
奇しくもコロナの影響で、全国的にオンライン授業も行われるようになりましたが、
今後は対面だけではなく、
先生と生徒のアバターが仮想の教室に集まって授業が行われる――
そんな教育が日常になる日が来るかもしれません。
未来へのステップ②
極端な話をしますが、経済活動だってやるかやられるかです。
フォートナイトを通じて、
子どもでも、
生き残るために何が必要かを自分で考え、自分で試し、実行していく、
自分で自分の行動に責任を取っていくことを教えることも大事だと私は考えます。
バーチャルと現実世界が違うこと、そして共存していくこと、
将来たくましく生き残るためのヒントに気が付くこと、
フォートナイトはそんな未来へのステップ(準備段階)として、我が家では捉えているのです(^^)
↓ 全部まとめて、、
要は
親がしっかり管理せよ!!
自分の子どもに責任を持て!!
と私は声を大にして言いたいです。
親は子どもより うわて でなければなりません。
まずは親がしっかり自分で調べ、実行し、問題点を洗い出してから子どもに与えましょう。
そして与えたからには、責任をもって管理しましょう。
それができないのは親の怠慢でしかありません。
都合の悪さをゲームやゲーム会社、学校のせいにしないで、
潔くWi-Fiを切って、フォートナイトを辞めましょう!
フォートナイトのメリットって?
フォートナイトのメリットはどんなものがあるでしょうか?
外に出られなくても、友達と繋がれる!
実際に友達と外でのびのび遊ぶことももちろん大事!なのですが、
そうは言っていられない状況があるということが、コロナ禍で出てきましたよね。
家族以外の人と息抜きを楽しめたことも、良かった点だと思います。
また、小5の長男はサッカーをやっているのですが、
特にスポーツしている子には特に良いトレーニング的側面があるかもしれません。
反応が早くなる!
今まで、ルーズボールはじめ全てのプレーに対する反応がワンテンポ遅かった長男ですが、
動体視力、判断スピードが速くなりました。
フォートナイトは撃ちあいのバトルロイヤルです。
迷ってるうちに一瞬で撃たれてしまうので、
否が応でも、生き残るためには瞬発的な判断能力が問われるのです。
視野が広がる!
サッカーの試合って、プロでも90分間中、そのほとんどがボールを持つことはありません。
常に周りを見て、行動を予測して、走っているのです。
フォートナイトのプレイ中、
音に耳を澄ませ、(敵の足音とか銃撃音とか、いろんな方向から聞こえます)
周り(敵)の動きを察知し、
行動を予測する、実行する、
という良いトレーニングになっているかと思います。
スポーツをやっていない子にも、こんなメリットがあると思います。
チームワークが磨かれる!
フォートナイトのバトルロイヤルモードには、
●ソロ(個人戦)
●デュオ(二人組)
●スクアッド(四人組)
の3種類があります。
チーム戦では、味方が遠方から銃撃している時には周りを見張ったり敵陣近くに回り込んだり、
ダメージを受けた時には助け合ったりと、
臨機応変に協力し合うことが必要になります。
自分で考え、実行し、反省する癖がつく!
たかがゲーム、されどゲーム。
フォートナイトは真剣にやると、ものすごーく頭を使います。
戦闘時の操作や状況判断、取捨選択はもちろんですが、
レベルを上げたいなら
ゲームの前から、レベルが上がるにはどうしたら良いか、
ミッションをクリアするにはどうしたら良いか、
本当に強くなりたいなら
敵を倒すにはどうしたら良いか、など、
目標→実践→反省
というサイクルを自分で考えて繰り返していくことになります。
これって大人になっても、勉強でも仕事でも同じですよね。
言われたことだけをする人は、これからのAI時代必要ないかもしれません。
小学生のフォートナイト問題 まとめ
フォートナイトに限らず、
世間で注目を集めるものは昔から、批判の対象にされてきました。
でも多くはその物自体が悪いわけではなく、
扱い方を間違えることが問題なのだと思います。
✅「バーチャル」と「現実世界」について親が責任をもって教えるべし!
✅フォートナイトは、未来へのステップ(準備段階)ととらえることもできる!
✅フォートナイトで出てくる問題は、子どもの問題と言うより、親の問題!
✅親がしっかり管理し、自分の子どもに責任を持つべし!!
という点が、フォートナイトをやる小学生のお子さんを持つ親御さんに、必要な覚悟ではないでしょうか。
そして、フォートナイトをやるメリットとしては、
✅外に出られなくても、友達と繋がれる!
✅反応が早くなる!
✅視野が広がる!
✅チームワークが磨かれる!
✅自分で考え、実行し、反省する癖がつく!
などがあると思います。
我が家の場合、大きなメリットは
ビクロイ(優勝)を重ねることで子どもが自分に自信を持てた!
コロナ禍でも鬱積せず、生活に張り合いを持てた!
ことかもしれません(*^^*)
フォートナイトは決して悪いゲームではありません。
まずは親御さんがしっかり調べて、できれば自ら試してみて、
きちんとお子さんを管理し、
そしてのびのびと安全にプレイするお子さんが一人でも増えたらいいな、と思います(^^♪
家族でチーム戦、大人も子どもも真剣に、結構燃えますよ~!(^^)!
参考記事
ちなみに、我が家でフォートナイトをやる上で買い足したものはこれです。
どれも低価格で品質も良く、おすすめです。
★容量アップに必須!SDカード♪
★子どもにはこれで十分、、安くて良品質なロジクールのヘッドセット♪
★switchをテレビに接続してやっているので、テレビとの距離も大事。延長ケーブル♪