夜尿症は治るんです!!
「なんでぼくだけオムツなの?」
小2長男 夜尿症完治までの全記録ブログ
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夜尿症って再発するの?
2017年7月下旬からアラーム療法(ピスコール)をはじめ、
半年後の2018年2月に完治した長男。
*完治とは?
「夜尿が一ヶ月出ていない状態」(主治医 昭和大学藤が丘病院 池田先生より)
あんなに悩み苦しんだ夜尿症が治ってよかった!
治療からもストレスからも解放されてよかった!
と、
夜尿症なんて遠い昔の記憶~♪、、くらい能天気になっていた一年後。
ヤツが突然襲来したのです。。
完治から約一年後の2019年1月。長男、三年生も後半です。
祖父母宅で連日連夜大賑わい、楽しく過ごしたお正月が明けて、二日目の朝のことでした。
二日酔いの私が目覚めると、
隣にはすでに起きて、今にも泣きそうな長男が。。
私「え?何?どうした?」
長男「・・・・・・(涙目)」
事態を察知し、布団をめくってみると、
っっ!!布団が濡れてる~!!!!(@_@;)
一年ぶりの復活に動揺しながらも、
長男を安心させ、ほかの家族や親戚たちが起きる前に着替えさせました。
寝る前に飲みすぎちゃったのかな?
そのときはそこまで深刻に考えていませんでした。
が、その日以降、ポツポツと症状が続くようになり、
特に2月に入ってから
ある時は二日連続、一週間後にまた、
三日後に、十日後に、また、、と
夜尿が復活するようになってしまいました。
睡眠中に尿意を感じて起きなくなってしまっている。。
もう一度、ピスコールを申し込もうかな?
しばらくどうするか悩みましたが、
いや、迷うよりももう一度治療しよう!
とピスコールのレンタル手続きを取った直後—―。
夜尿の症状がピタっと治まり、夜中に尿意を感じると、
完治後と同じように自分で起きてトイレに行くようになりました。
急いでピスコールのアワジテック社に連絡すると
まだ発送されていなかったということで、
キャンセルをすることにしました。
というわけで、一度夜尿症は完治した長男でしたが、
一年後に数回、復活してしまいました。
夜尿症、どうして再発したんだろう?
どうしてまた再発しちゃったのかな?
実はこの時、長男の環境に少し変化がありました。
長男は3年生から地域のサッカーチームに入団したのですが、
冬は大会が盛りだくさん。
入団して間もないのに
チーム編成が変わったり(3年生だけで40人近くいるので、シビアに実力編成)、
連日ハードな練習をしたり、と
本人なりに焦る気持ちや不安な気持ちが生じていたようです。
(経験も少ないのに、一軍メンバーに抜擢されてしまうことも続きました)
そんなストレスから、夜尿が復活してしまったのかもしれません。
また、季節柄寒いと誰でも尿意を感じやすくなるので
夏場より寒い冬に夜尿の症状が増える、ということも
原因としてあったのかもしれません。
大人でもなる「夜尿症」
再発した長男と同じような原因で、
大人でも夜尿症になってしまう人がいます。
成人した大人でも、100人に1〜2人は夜尿症患者がいると言われています。
原因はいくつかありますが、大人の夜尿で一番多いのがストレスです。
大人の夜尿症のおもな原因って?
●疲労、ストレス
●睡眠障害
●水分、塩分、 アルコールの過剰摂取
●妊娠、出産
●更年期によるホルモンバランスの乱れ
●加齢
●冷え
●病気、怪我
● 睡眠時無呼吸症候群
極度の心配事や、疲労、強いストレスを受けると、人間は自律神経が乱れるようになります。
日々私たちは、交感神経や副交感神経などの自律神経のはたらきによって、
膀胱を緊張させたり弛緩させたりしています。
夜寝ている間には膀胱の緊張が緩み、昼間の1.5倍程度の尿を溜めることができるはずなのですが、
この自律神経が不調をきたすと膀胱や尿道のコントロールができなくなり、
多くの尿を溜めることができなくなって
頻尿になったり、(悪化すると)夜尿したりしてしまうのです。
また、睡眠障害も関わってきます。
ストレスや不安でよく眠れない、眠りが浅い、となると、
尿量を抑える抗利尿ホルモンの分泌が少なくなります。
すると尿がどんどん作られて、
膀胱に尿が過剰にたまってしまい、結果、夜尿してしまうのです。
ストレスからくる夜尿症の対策方法は?
●あまり深く悪く考えすぎずに、 リラックスした生活を心がけましょう
●体が冷えて緊張しないように、寝る前に十分体や布団を温めましょう
●寝る前にマッサージをしたりツボを押したり、家族とコミュニケーションをとりながら安心させましょう
寝る前に本の読み聞かせや大好きなテレビ番組の話をして、
安心して眠れるようにしました
まとめ:夜尿症再発・大人の夜尿症の時は?
子どもの夜尿症が復活したり、大人が夜尿症になったりする原因はいくつかありますが、
ストレスフリーな生活を心がけるとともに、
以下のことも合わせて注意してみましょう。
●夜尿症のお子さんへの接し方に気を付けていますか?
●水分や塩分の取りすぎ、摂取時間帯に気を付けていますか?
●就寝前のトイレでの排尿を徹底していますか?
●規則正しい生活リズムが確立できていますか?
●体が冷えないように気を付けていますか?
また、主治医と相談のもと、
●「がまん尿トレーニング」で膀胱を大きくできていますか?
●アラーム療法は進んでいますか?