夜尿症は治るんです!!
「なんでぼくだけオムツなの?」
小2長男 夜尿症完治までの全記録ブログ
★【夜尿症について Q&A③】はこちら。
夜尿症には、生活習慣の改善、アラーム療法、治療薬の服用など、
いくつかの対策方法があります。
今回は、上記の他で
夜尿症改善のために自宅でも気軽にできるケアについて考えていきたいと思います。
冷えは夜尿症の敵!
誰にでも経験のあることだと思いますが、それはもちろん子どもでも同じこと。
寒くなるとトイレに行きたくなる理由は、主に3つあるようです。
1、尿量が増えるから
・・・・暑いときに比べ体温を下げる必要がないので、汗など体から出て行く水分が減り、体の水分が多くなってしまうから。
→尿として出したい。
2、血流量が増えるから
・・・・手足など体の末端の血管が縮むことで体の中心の血流量が増えて、それを減らそうとするから。
→尿として出したい。
3、神経のはたらきによって
・・・・寒さが刺激となって、膀胱の筋肉がギュッと収縮し、おしっこを出そうとする交感神経の働きが強くなるから。
→尿として出したい。
夜尿症のお子さんの中には、
暑い夏は大丈夫なのに寒い冬になると夜尿が出てしまう、、という方が多くいます。
我が家の長男も、小2の冬に夜尿症が完治してから一年度、
小3の冬に何度か夜尿を繰り返してしまうことがありました。
長男の再発はストレスや精神的なものが原因だった可能性もありますが、
寒くなり体が冷えてしまうと
夜尿症を引き起こしたり、悪化させたりするということはよくあるのだそうです。
でもこれって、逆に言えば、
体を温めれば、夜尿症は改善される可能性がある、ということ。
では具体的にどんなことをしたらよいのでしょうか?
体温を上げるためにできる3つのこと
まずは体が冷えて尿意を感じることがないように、十分に体を温めましょう。
1、お風呂にゆっくり入って、体の芯から温めよう!
2、寝る前に布団を温めてあげよう!
3、寝る前にストレッチや柔軟運動をしよう!
夜尿症に効くツボって?
2,000年もの歴史がある、東洋医学の「ツボ」。
その深く長い歴史の中で培われてきたものとして、夜尿症に効果的とされるツボがあります。
【背中側】腰のあたり
・ 腎兪(じんゆ)
・ 志室(ししつ)
・ 膀胱兪(ぼうこうゆ)
【お腹側】おへその下
・ 関元(かんげん)
・ 中極(ちゅうきょく)
【足】膝下の外側や足先の甲
・ 足三里(あしさんり)
・ 太敦(たいとん)
親子のコミュケーションとして楽しみながら、
腰のあたり、おへその下、膝下の外側や足先の甲を
優しくギューッと押してあげたり、さすってあげたりしましょう。
まとめ:夜尿症改善にむけて、自宅で気軽にできること
1、お風呂にゆっくり入ったり、柔軟やストレッチをしたりして、体を温めましょう!
2、布団の中を温めておきましょう!
3、腰や、おへその下、膝の外側、足先の甲をゆっくり押したりさすってあげましょう!
そして子どもがリラックスできるよう、本を読んであげたりお話をしたりして、
安心して入眠できるよう、
リラックスできる環境を整えてあげると良いですね。